2026年後期の連続テレビ小説「ブラッサム」のモデルとして描かれる宇野千代(うのちよ)さん。
朝ドラを見ている人は、「宇野千代さんって誰？」と思う方の多いのではないでしょうか。
そこで今回は、宇野千代とはどんな人か、代表作と4度の結婚歴について紹介していきたいと思います。
今回まとめた内容はこちら
・宇野千代とはどんな人か
・宇野千代の代表作について
・宇野千代の4度の結婚歴について
宇野千代wikiプロフィール
名前：宇野千代(うのちよ)
誕生日：1897/11/28
没年月日：1996/6/10(98歳没)
出身地：山口県岩国市
活動期間：1921年～1996年
職業：小説家、随筆家、編集者
デビュー作：脂粉の顔
エッセイや人生論も多数執筆し、生涯にわたって創作を続け、98歳で亡くなるまで筆を止めなかったそうです。
宇野千代とはどんな人？
宇野千代さんはどんな人なのかを紹介していきます。
宇野千代さんは、日本の小説家・随筆家です。
大正・昭和・平成と3つの時代を生き抜き、文学だけでなく編集者や着物デザイナー、実業家としても活躍していました。
1921年、短編小説『脂粉の顔』で作家デビュー。
その後、『色ざんげ』『おはん』『或る一人の女の話』など、女性の内面や恋愛を描いた作品で高い評価を受けました。
1957年：野間文芸賞「おはん」
1970年：女流文学賞
1972年：日本芸術院賞
1990年：文化功労者
「おはん」は、10年かけて執筆されたよ！
宇野千代の代表作は？
宇野千代さんの代表作について紹介していきます。
♦色ざんげ(1993年)
自身の恋愛体験を綴った作品で、女性の情念と葛藤を繊細に表現しています。
♦おはん(1947年～1957年)
戦後から10年かけて執筆された長編小説で、夫婦の愛と揺れる心情を丁寧に描いた作品です。
1957年に野間文芸賞を受賞しました。
♦生きていく私(1983年)
自身の人生観や生き方が多くの読者の共感を呼びました。
80代で書かれたにもかかわらず大ベストセラーとなりました。
宇野千代の4度の結婚歴は？
宇野千代さんの結婚歴について紹介していきます。
宇野千代さんは、恋多き女性で4度の結婚をしています。
以下で結婚歴をまとめていきます。
1人目：従兄・藤村亮一
1911年に義母の従兄・藤村亮一(ふじむらりょういち)さんと結婚。
恋愛結婚ではなく、父親に命令された強制的な形での結婚でしたが、わずか10日で実家に戻りました。
この時はまだ14歳だったよ！
2人目：従兄の弟・藤村忠
1919年に最初に結婚した、従兄の藤村亮一さんの弟である藤村忠(ふじむらただし)さんと結婚。
しかし、結婚生活は長くは続かず別居状態となりました。
宇野千代さんのその後は、東京での創作活動に身を投じ、藤村忠さんとの結婚生活は早々に終わりを迎えたようです。
3人目：作家・尾崎士郎
1926年に作家の尾崎士郎(おざきしろう)さんと結婚。
2人の出会いは、宇野千代さんが中央公論に立ち寄った際に紹介されました。
2人は惹かれあいすぐに同棲し始めましたが、しばらくは籍は入れず事実婚のような関係でした。
約10年間関係が続きましたが、尾崎士郎さんが他の女性と親しくなり、嫉妬に苦しみんだのちに離婚しています。
「色ざんげ」は尾崎士郎さんとの関係が描かれているよ！
4人目：作家・北原武夫
1939年に10歳年下の作家の北原武夫(きたはらたけお)さんと結婚。
2人は日本初のファッション雑誌「スタイル」誌を創刊し、人気雑誌となります。
1964年に離婚していますが、インタビューなどで「悪い別れではなかった」「憎しみ合って終わったわけではない」と答えていることから穏やかな離婚であったと予想できます。
まとめ
今回は、宇野千代さんはどんな人か、代表作と結婚歴について紹介していきました。
宇野千代さんは、若い頃から情熱的な恋愛を繰り返し、90歳を超えても創作を続けた「生涯現役」の作家として知られています。
2026年後期の朝ドラでどのように描かれるのか楽しみですね！
最後までご覧いただきありがとうございました。
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